フロートガラスのメリット・デメリットまとめ

2021.1.19

いわゆる普通のガラスであるフロートガラス。
DIYや窓ガラスの交換の際、フロートガラスを利用するメリット、デメリットを解説していきます。

フロートガラスとは

はじめにフロートガラスとは何か明確にしておきましょう。

フロートガラスとは普通のガラスです。
透明で表面がすべすべなのが特徴で、複数枚重ねたり、厚みがあると緑がかって見えることもあります。

用途は幅広く、建物の窓や棚の戸、DIYで用いられることもあります。

この呼び名は作り方に由来しています。
フロートガラス製法と呼ばれる製造法が発明され、これが品質が均一なガラスを大量生産するのに向いており、普通のガラスはほぼこの製造法で生産されるため、呼び方にまでなったわけです。

そのほか透明ガラス、ソーダライムガラス(こちらは原料を由来とする呼び名)と呼ばれることもあります。

フロートガラスのメリット

他のガラスと比較してフロートガラスが持つ特徴は、主に以下の3つです。

  • 価格が抑えめ
  • 厚みとサイズの種類が豊富
  • 素人でも扱いやすい

ガラスの用途にもよりますが、この3点においてフロートガラスは他ガラスより明らかに優れています。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

価格が抑えめ

強化ガラスや複層ガラスなど、加工して機能を持たせたガラスと比較するとフロートガラスは価格が安いです。

価格が安い理由は、工場で機械により生産される工業製品であるため。大きなフロートガラスを大量に作り、それを用途に合わせて切り出しています。

また、一部の機能ガラス、例えば上述の強化ガラスや複層ガラスはフロートガラスを基に、加工を加えて機能を持たせています。
手間がかかっている分、フロートガラスより高くなってしまうのは当たり前ですよね。

実際の価格はオーダーするガラスの縦横サイズ、厚み、加工の有無により変動します。
大きいほど高くなりますし、加工(縁や角を丸くする、切断面のバリで怪我をしないよう削る)があると料金に上乗せされます。

多くのガラス屋さんは、一般の方からの1枚からのオーダーにも対応しています。まずは無料の見積もりを依頼してみましょう。

厚みとサイズの種類が豊富

フロートガラスは厚みとサイズが幅広く、自分の理想に近いものを見つけることが出来ます。

厚みはJISにより種類が決まっていて、最も薄い2mmから、2.5mm、3mm、4mm、5mm、6mm、6.5mm、8mm、10mm、12mm、15mm、19mm、22mm、25mmとなっています。

厚みごとに許容差というものが定められていて、例えば10mmガラスだと0.6mm上回っていても下回っていても、10mmガラスと呼ぶことになっています。

縦横の大きさもミリ単位で発注出来ます。縦横の長さを揃える必要もありません。
1mオーバーの大きいサイズも問題なく購入できます。

大きさによって価格は変動しますし、用途にあった厚みもあります。
詳しくない方は販売店に見積もりの際に相談してみましょう。

その際は、窓ガラスを交換する、DIYでガラステーブルトップを作る、など用途も伝えましょう。

素人でも扱いやすい

フロートガラスはガラス加工専用の道具を用いることで、素人でも簡単にカット、穴あけ加工を施すことが出来ます。
カットにはガラスカッターという道具を用います。
フロートガラス表面にガラスカッターで傷を付け、その傷を起点としてパキッとガラスを割ることが出来ます。

カットしたガラスの切断面は目が荒く、触れると指を切るなど怪我してしまうかもしれません。
そのため、ガラス用砥石も販売されています。

普通のガラスカッターでは基本的には直線にしかカット出来ないため、丸くカットしたい場合はサークルカッターを使用します。
加工がしやすいため、DIYにもよく使われるわけです。

例えば窓ガラス交換の他、ガラス製のテーブルトップ作成、棚のガラス戸、ガラス棚などの製作に用いられます。

逆に強化ガラスなど機能を持つガラスは加工が難しいです。

フロートガラスのデメリット

フロートガラスを他のガラスと比較すると、機能面で劣ります。

強化ガラスはフロートガラスよりも基本的には頑丈です。
割れるときはフロートガラスのように鋭い破片にならず、細かく粉々になるためより安全という特徴も持ちます。
窓ガラスの他、テーブルトップとして使用されることもあります。

強化ガラスはフロートガラスに加工が施されており、当然金額は高くなります。
複層ガラスは断熱・遮熱性に優れ、建物の窓ガラスとして用いられます。
夏冬の冷暖房効率が良くなると言われています。フロートガラス2枚で空気の層を挟むという構造になっているため、当然価格も高くなります。

すりガラスやフロストガラスはくもり加工が施されているため、ガラスの向こう側がボヤけて見えます。
デザイン性の高いガラス用品製作や窓ガラスに用いられます。

すりガラス・フロストガラスはガラス表面に細かな傷を付けるという加工が施されているため、一般人がガラスカッターでカットしようとすると全体が割れてしまう可能性があります。

ガラスは種類ごとにそれぞれメリット・デメリットがあります。
用途・希望に合わせて種類を選択しましょう。

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