遮熱ガラスと断熱ガラスの効果的な使い分けの方法を徹底解説!

2021.1.21

断熱ガラスと遮熱ガラスの違いとは

断熱ガラスと遮熱ガラスは、似たような性質がありますが、きちんとした違いがあります。
断熱ガラスは、熱の移動を抑えるガラスです。そのため、夏も冬も外気の影響を受けにくく、冷房や暖房で室内の温度を快適に保てます。

遮熱ガラスは、日射熱を防止する効果があります。
そのため、太陽光などが当たりやすい部屋でも、設置することで、夏場でも室内の温度を保てます。また、冷房機器の効果も上がり、光熱費節約につながります。

遮熱ガラスは窓の方角によって、最適な種類がありますので注意が必要です。
例えば西側の窓は、西日が強いため、遮熱ガラスを利用することで、部屋の温度を一定に保てます。

断熱ガラスと遮熱ガラスは、状況や環境によって使い分ける必要があるのです。

単層ガラスと複層ガラスの構造

ガラスには、単層ガラスと複層ガラスという種類があり、断熱面で違いがでます。
複層ガラスは、複数枚の板ガラスを重ねて、その間に乾燥した空気やガスを封入し、中間層を設けた構造をしています。

複層ガラスには、主に3つのメリットがあります。それは断熱効果、遮音効果、結露防止です。基本的には、中間層の厚みを増すことで、これらの効果をいっそう高められます。
断熱ガラスや、遮熱ガラスはこの複層ガラスの構造を持ちます。

単層ガラスは、複層ガラスのように層をなさず、単一の板ガラスを指します。
複層ガラスよりは安価なものの、断熱性が低いため、結露が発生しやすいことがマイナスです。その代わり複層ガラスに比べて安価です。

Low-Eガラスの特徴

Low-Eガラスは、夏季は遮熱性能に、冬は断熱性能に優れます。
Low-Eガラスにも、複層構造のものが存在します。
つまり、断熱ガラスと遮熱ガラスの両方の機能を併せ持ったガラスです。
そのため、1年を通して室内の温度を快適に保ってくれるのです。

内部に金属膜が設けられており、従来の複層ガラスに比べて断熱性能が優れています。
金属がコーティングされる場所は、遮熱ガラスは外側のガラスの内側に、断熱ガラスは内側ガラスの外側に設けられます。
Low-Eガラスは複層ガラスの構造のものもあり、高い断熱効果で光熱費を大幅に削減できます。

Low-Eガラスは加工・カスタマイズも可能

Low-Eガラスは一般のガラスと同様に加工できます。
例えば、Low-Eガラスの中間層は一般的に、空気を用いることがほとんどです。

しかし、アルゴンガスと呼ばれるガスをいれることにより、さらに断熱効果が高まります。
また、すりガラスにしたい場合は、外側の加工はできませんが、室内側の加工であれば可能です。

ただし、メーカーや業者によって対応できない場合があるため注意しましょう。
また、ガラスの型番なども、同時にチェックしておきましょう。なぜなら、型番によって、加工できない場合があるからです。

加工できるか気になる方は事前にガラス業者に問い合わせてみると良いですよ。

断熱ガラスと遮熱ガラスの使い分け

ここでは、断熱ガラスと遮熱ガラスをどう使い分けたらいいのか、という疑問を解決します。

夏は軒やひさしなどで、ある程度太陽の光を妨げることができます。
断熱ガラスは、太陽の位置が低い冬に活躍します。なぜなら、断熱ガラスは、太陽の光を程よく取り入れて、部屋を暖めてくれる作用があるからです。

一方、西側の窓は強い西日が入るため、遮熱タイプがおすすめです。
太陽の光から守ってくれるので、室内の温度が必要以上に下がらず快適です。

断熱ガラスの効果的な使い方

断熱ガラスは、部屋の断熱性を高めてくれますが、設置しただけでは十分な効果が得られない場合も。断熱ガラスは、熱を防ぎ太陽光を適度に取り入れます。
そのため、夏は日差しが入らないようにし、冬は日差しが入るようにすると効果的です。

南側の窓は夏場になると太陽が高くなるため、日差しがあまり入りません。
一方、冬は太陽が低くなるため、日差しが入るようになります。南側には断熱ガラスが最適です。

また、中間層を空気ではなく別のガスに変えるというのもありです。
不活性ガスを用いることで、断熱効果を高められます。

他には、リフォーム業者との打ち合わせが必要になりますが、窓冊子をアルミ以外にかえることも効果的。
熱伝導率の低い木製の冊子にかえることで、断熱ガラスの効果をより発揮できますよ。

遮熱ガラスの効果的な使い方

遮熱ガラスは、熱も太陽の光も防ぎます。
そのため、日が多く当たる場所に設置するのが良いでしょう。
特に西側は、高度の低い西日が入ります。遮熱ガラスは真夏の日でも、太陽光を防いでくれるので、西側には遮熱ガラスを設置すると良いでしょう。

ただ、遮熱ガラスにしても、どうしても日差しが入ってしまうもの。
そんな時に、比較的安価で導入しやすいのが遮光カーテンです。二重にするなどすれば、遮熱効果も高く簡易的な対策になります。
しかし、冬の寒さには太刀打ちできないです。

どうしても寒さをしのぎたいのなら、内側に窓をもう一つ取り付ける方法もあります。
若干値段はかかりますが、遮熱性能だけでなく断熱性能も上がりますし、防音対策にもなります。
お金はかかってもいいから、とにかく快適な生活をしたいという人は試してみると良いですよ。

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