鏡の金具・留め具|特徴や違いを解説

鏡を安全かつ美しく取り付けるためには、適切な金具(留め具)の選択が欠かせません。
特に大型ミラーや浴室鏡の取り付けには、適切な取り付け金具を使用することで、耐久性や安全性が確保されます。

本記事では、代表的な鏡の取り付け金具である「ハンガー金具」、「片長チャンネル」、「ミラーエッジ」、「コーナーエッジ」について、それぞれの特徴や違いを解説します。

基本的に、鏡の取り付けは金具なしでも施工可能ですが、状況や用途に応じて、金具の併用を検討しましょう。

ハンガー金具

ハンガー金具は、鏡を壁に掛けるための金具で、浴室や水場などで多く使われています。

この金具は、鏡の上下4つに取り付けられたハンガー部分から構成されます。
なお、鏡の大きさによっては、十分な強度を持つハンガー金具を選ぶ必要があり、耐荷重の確認が必須です。

片長チャンネル

片長チャンネルは、L字型のチャンネルを使って鏡を上下で固定する方法です。(上下左右に取り付けも可)
この金具は、特に壁一面に鏡を取り付ける際など、大きな鏡の取り付けに使用されることが多く、鏡がしっかりと固定されるため安全性が高いです。また、小口の保護にも有効です。

※イメージ
出典:モノタロウ
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ミラーエッジ

ミラーエッジは、鏡の周囲をカバーするように取り付けられる金具で、デザイン性と保護機能を兼ね備えています。
特に、この金具を使用することで、小口を保護して鏡の欠けや割れを防ぎ、鏡全体のデザインを引き締めることができます。

デザイン性が高く、鏡の縁取りとしてインテリアの一部としても機能します。

ミラーエッジは、装飾性を求める場所や、鏡をより長持ちさせたい場合におすすめです。

出典:加藤金物株式会社

コーナーエッジ

コーナーエッジは、壁や柱などの出隅に鏡を取り付ける際に使用する金具です。
この金具は、安全性を重視する場所に適しており、角が当たるリスクが高い場所での使用が効果的です。

※イメージ
出典:加藤金物株式会社

まとめ

鏡の取り付け金具は、単なる固定具としてだけでなく、デザインや安全性にも大きく影響を与えます。

ハンガー金具、片長チャンネル、ミラーエッジ、コーナーエッジの各金具にはそれぞれの特徴があり、使用する場所や用途に応じて適切な選択が求められます。

鏡を美しく安全に取り付けるためには、まずは使用環境をよく考え、それに適した金具を選ぶことが重要です。

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