オフィス空間の進化!ガラスの間仕切り・パーティション

現代のオフィスは、働き方改革や多様化するワークスタイルに対応するため、柔軟性と快適性を兼ね備えた空間づくりが求められています。

その中で、ガラスパーティション(パーテーション)は単なる間仕切りとしての役割を超え、空間デザインの重要な要素として進化しています。

ガラスパーティションの魅力

従来の壁や木製パーティションと比較して、ガラスパーティションには様々な利点があります。
ガラスパーティションは明るく開放的な雰囲気を提供し、デザインの多様性や機能面でも優れています。

・開放感
透明なガラスを用いることで、圧迫感を軽減し、実際の広さよりも広く感じさせ、オフィス空間を明るく開放的に演出できます。
従来の壁と比べて、圧迫感が少なく、限られたスペースを効率的に利用できることから、空間の有効活用に貢献できるでしょう。

・採光
自然光を取り込むことができ、明るく開放的な空間を演出できます。
また、照明の数を減らすことができることで、省エネにもつながります。

・プライバシー
必要に応じて目隠しフィルムやブラインド、調光ガラスなどを活用することで、プライバシーを守りながら、開放的な空間を維持することができます。

・デザイン性 / 機能性
オフィスの雰囲気に合ったデザインを選ぶことで、空間をスタイリッシュに演出できます。
また、防音、防火、断熱など、機能性を持ったガラスを選択することで、快適なオフィス空間を実現できます。

出典:KOKUYO https://www.kokuyo-furniture.co.jp/products/office/rays/

オフィスにおけるガラスパーティションの活用例

ガラスパーティションは、オフィスの様々な場所で効果的に活用できます。

・会議室
会議中の様子を外部から見ることができ、参加者とのコミュニケーションを促進するために、透明なガラスがおすすめです。
必要に応じて目隠しフィルムやブラインド、調光ガラスなどを活用することで、プライバシー保護も可能です。

・応接室
開放感を与え、来客者に好印象を与えられます。

・休憩スペース
他のエリアとゆるやかに区切り、リラックスできる空間を作れます。

・通路
空間を広く見せ、圧迫感を軽減できます。

・エントランス
オフィスの顔となるエントランスに設置することで、明るく開放的な印象を与えられます。

進化するガラスパーティション

近年、ガラスパーティションは機能性やデザイン性の向上に加え、多様なニーズに対応できる製品が続々と登場しています。

【調光ガラス】
プライバシー保護と開放感を両立する調光ガラスは、電気信号によって透明と不透明を切り替えられるため、会議室や応接室などに最適です。

【防音ガラス(ダブルガラス)】
集中力を高めたい執務室や、プライバシー保護が重要な会議室には、高い防音性能を持つガラスがおすすめです。

【デザインガラス】
例として、当社で販売しているデザインガラス「STAMP(スタンプ)」「PATTERN(パターン)」があります。

ロゴマークやオリジナルのパターン(柄)をガラスに浮び上がらせることができる、独特な質感のガラスです。

オフィス空間をスタイリッシュに演出するデザインガラスは、様々な色や柄、質感などを選ぶことができ、企業イメージや空間コンセプトに合わせたデザインを実現できます。

ガラスパーティションの歴史

ガラスの間仕切り・パーティションには、こんな歴史があります。

明治時代、西洋建築と共に日本に上陸したガラスパーティションは、近代化の象徴として官公庁や銀行など、特別な空間に輝きを放っていました。
当時は高価な輸入ガラスが主流で、ステンドグラス風の装飾が施されたものも人気を集めました。

戦後、国内でのガラス製造技術が進歩すると、ガラスパーティションはオフィスビルや学校など公共施設へと普及していきます。高度経済成長期には、効率性とコストパフォーマンスが重視され、シンプルなデザインが主流となりました。

その一方で、画一的なオフィス空間は、個性を失い、息苦しさを感じさせるようになっていきます。
バブル期に入ると、経済成長と共にオフィス空間の装飾性への関心が高まり、ガラスパーティションもデザイン性の高い製品が求められるようになりました。
曲げガラスやデザインガラスなど、様々な形状や模様のガラスが使用され、華やかで個性的なオフィス空間が誕生しました。

しかし、バブル崩壊後は、コスト削減の波に押され、デザインよりも機能性を重視した製品が主流となっていきます。
現代では、働き方改革や多様化するワークスタイルに対応するため、オフィス空間の柔軟性と快適性を向上させるソリューションとして、ガラスパーティションが再び注目されています。
調光ガラスやスマートガラスなど、最新の技術を取り入れた製品は、プライバシー保護と開放感を両立し、快適なオフィス空間を実現しています。

日本のガラスパーティションの歴史は、日本の近代化と共に歩み、時代とともに変化してきました。
光と影、機能性とデザイン性、そして技術革新。ガラスパーティションは、常に時代のニーズを映し出しながら、進化し続けています。

ガラスパーティションの選び方

ガラスパーティションを選ぶ際には、用途、予算、デザインや、機能性などを考慮して選ぶことが大切です。

当社では、お客様のご要望に合わせて最適な製品をご提案させていただいております。
どんなご要望やご質問でも、ガラスの事でしたら足立硝子へお気軽にお問い合わせくださいませ。

【外部リンク】参考 関連製品

KOKUYO

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