建築やインテリアデザインの分野では、ガラスを用いた内装材が注目を集めています。
特に、AGC社が提供する軽量カラーガラス「ラコベル®プリュム®」は、従来のカラーガラス製品に比べて大幅に軽量化され、その施工性や安全性から、多くのプロジェクトで採用されています。
本記事では、AGC社製の軽量カラーガラス「ラコベル®プリュム®」についてご紹介いたします。
ラコベル®プリュム®とは
「ラコベル®プリュム®」は、ガラスと樹脂を組み合わせた新しい内装仕上げ材(不燃材料)です。
この製品の最大の特徴は、その軽量性にあります。
従来の「ラコベル®」シリーズと比べて、最大60%の軽量化を実現しており、この軽量化は、厚さ2mmのガラスと、薄い樹脂層を組み合わせることで実現されています。
この構造により、通常の5mm厚ガラスの持つ美しさと耐久性を保ちながら、施工性を向上させています。
壁材として使用する際、施工後の負担も少なく、長期間にわたって美しい仕上がりを維持することが可能です。
施工性・安全性の向上
「ラコベル®プリュム®」の軽量化は、施工性・安全性に大きな影響を与えています。
従来のカラーガラス(ラコベル®)に比べて、約60%も軽くなったことで、特に高所での取り付け作業や大規模な内装プロジェクトでの施工性・安全性が向上しました。これまでガラスの使用が難しかった場所や、家具など、使用用途が格段に広がります。
また、樹脂層で衝撃を吸収する機構を設けており、万が一ガラスが破損しても、樹脂層がガラスの飛散を防止し、安全性を確保しています。
デザイン性と機能性の融合
「ラコベル®プリュム®」はデザイン性にも優れており、ガラス特有の透明感と輝きが、空間全体を明るくし、開放感を演出します。
豊富なカラーバリエーションを誇り、内装のトーンやテーマに合わせて自由に選ぶことができるのも特徴です。
モダンなオフィス空間や、洗練された商業施設など、様々な環境での使用が可能です。
また、「ラコベル®プリュム®」は、表面が非常に滑らかであるため、汚れが付着しても簡単に拭き取ることができます。
化学的に安定したガラスと、水や薬品に強い樹脂を複合化した構造により、水回りや、寒暖差のある場所にも使用することができ、耐久性にも優れています。
ラコベル®プリュム® 詳細
外部サイト
【公式】AGC GlassPlaza 「ラコベル®プリュム®」のWebページはこちら
まとめ
「ラコベル®プリュム®」は、軽量でありながら、様々な特徴を持つ内装仕上げ材です。
幅広い用途での使用が可能で、今後も、多くのプロジェクトでこの製品が活躍することが期待されます。
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