調光フィルムとは?|「見せる」と「隠す」をスイッチ一つで。

空間を明るく保ちながら、必要に応じてプライバシーを確保したい。

そのようなニーズに応える製品として、調光フィルムが近年再び注目を集めています。

特に、オフィスや店舗の空間設計、会議室や間仕切りなど、様々なシーンでの活用が進んでいます。
調光フィルムは、単なる目隠しを超えて、空間のデザイン性を高める新しいツールとして、革新的な役割を果たしています。

【撮影協力・情報提供】

株式会社クラウドポイント (英語名 Cloudpoint Inc.) 様
https://www.cloudpoint.co.jp/

調光フィルムとは?

調光フィルムは、PDLC(Polymer Dispersed Liquid Crystal)技術を活用した特殊なフィルムです。

ガラス面に貼ることで、電気のオン/オフで透明と不透明を瞬時に切り替えることができます。
この特性により、視線を遮りたいときは不透明に、空間を広く見せたいときには透明にすることができ、柔軟に空間の使い方を変えることができます。

PDLC技術の仕組み

PDLC技術は、液晶分子がポリマー中に均等に分散されている状態で、電気を通すことで液晶分子が整列し、光を透過させる透明状態になります。

電気を切ると、液晶分子が乱れ、光を遮断する不透明状態に切り替わります。これにより、ガラス面を電気信号で自在にコントロールすることが可能となり、調光フィルムが実現する透明・不透明の切り替えが成り立っています。

YouTube:株式会社クラウドポイント 【調光フィルム事例】オフィス

調光フィルムの主なメリット

調光フィルムは、単なる目隠し以上の役割を果たし、空間に新たな価値を提供します。

以下のようなメリットがあります。

プライバシー保護と開放感の両立

調光フィルムの最大の魅力は、視線を遮りながらも空間を圧迫することなく、開放感を提供できる点です。

透明にすると、空間が広く感じられ、自然光を取り入れることができる一方で、不透明にすることでプライバシーを守ることができます。

これにより、空間を明るく保ちながら、必要に応じてプライバシーを確保したい場所に最適です。

簡単なスイッチ操作とスマート化

調光フィルムは、電気のオン/オフで簡単に透明・不透明を切り替えることができます。

さらに、スマートホーム技術を活用すれば、音声操作やタイマー、センサー連動で自動化されたコントロールも可能です。
これにより、日々の生活や業務をより便利に、効率的にサポートします。

紫外線カット

調光フィルムには、紫外線カット機能を備えた製品もあります。
室内に置かれた家具や床材の色褪せを防ぎ、また紫外線による健康リスクを軽減することができます。

注目製品:TANYO FOGLEAR(タンヨー フォグリア)

調光フィルムの中でも、特に高い評価を受けている製品が「TANYO FOGLEAR(タンヨー フォグリア)」です。

国内で開発され、品質管理が徹底されたこの製品は、すでに56,800㎡以上の導入実績を誇り、さまざまな施設で活用されています。

TANYO FOGLEARは、機能性、デザイン性、施工性の3つの観点で優れた性能を発揮し、今後ますます需要が高まることが予想されています。


【公式】株式会社クラウドポイント:調光フィルム TANYO FOGLEAR(タンヨー フォグリア)

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TANYO FOGLEARの特長

業界トップクラスの透明度と低ヘイズ値

TANYO FOGLEARの最大の特長の一つは、非常に低いヘイズ値(曇り値)を実現している点です。

ヘイズ値が低いほど、ガラスが透明でクリアに見えます。
透過時のヘイズ値がわずか3%であり、従来品と比較して斜めからの視認性も大幅に向上しています。

YouTube:株式会社クラウドポイント TANYO FOGLEAR White

グレータイプのラインナップ

TANYO FOGLEARは、業界初のグレータイプを提供しています。

このグレータイプは、従来のホワイトタイプに比べて、より落ち着いた雰囲気を演出することができます。
高級感を重視した空間やホテル、ラグジュアリーな店舗にぴったりのデザインです。

YouTube:株式会社クラウドポイント TANYO FOGLEAR Gray

スクリーンとしての活用

不透明状態で映像投影を行うことができ、スクリーンとして活用することも可能です。
店舗の販促や空間演出のアクセントとして、幅広く活用できます。

多様な施工性と柔軟性

曲面や可動ドア、引き戸への施工実績も豊富です。

特殊な形状のガラスにも柔軟に対応でき、あらゆる空間に調和するデザインが可能です。
また、フィルムには99%のUVカット機能が備わっており、室内の保護にも貢献します。

調光フィルムの利用シーンと事例

オフィス・会議室の利用

会議中に外部の視線を遮断し、プライバシーを守ると同時に、会議終了後には透明状態に戻すことで、空間を広く、開放的に保つことができます。

ホテル・浴室

調光フィルム自体は防水ではないため、設置には検討が必要ですが、要件を満たせば浴室や水回りの仕切りにも利用できます。ホテルの客室などでは、スタイリッシュな仕切りとして利用され、空間デザインを際立たせます。

店舗・ショーウィンドウ

店舗のディスプレイとしても非常に有効です。

透明時には通行人に商品を見せ、必要に応じて不透明にすることで、商品を保護したり、特定のプロモーション映像を投影したりすることができます。

スクリーンの映像投影と組み合わせれば、集客効果を高める強力なツールとなります。

まとめ|調光フィルムの進化と未来

調光フィルムは、単なる目隠しや仕切りのアイテムを超えて、空間そのものの表情を変える革新的な製品です。

特に「TANYO FOGLEAR」は、その高い透明度、優れたデザイン性、そして多様な施工性において、注目の製品です。

空間に柔軟性と快適性をもたらし、プライバシーと開放感を両立させる調光フィルムは、今後さらに多くの場面で活用されていくことでしょう。

空間の「見せる」と「隠す」を自由自在に操る調光フィルムを活用して、理想の空間作りを実現してみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ

お客様のご要望に合わせて最適なガラス製品やガラス工事をご提案させていただいております。

ガラス・鏡の事でしたら足立硝子へお気軽にお問い合わせくださいませ。

調光フィルムについてのお問い合わせ

既存ガラスへ調光フィルム(TANYO FOGLEAR)の施工・見積りをご希望の方は、株式会社クラウドポイント様のお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。

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