窓によく使用されるフロートガラスと窓ガラスを選ぶポイント

2021.1.19

窓ガラスに使用されることが多いフロートガラス

窓ガラスに使用されることが多いフロートガラス
もっとも一般的に普及し、認知されている窓ガラスは、フロートガラスという種類のガラスです。

フロートガラスは、一戸建住宅をはじめ多くの建物の窓ガラスとして使われているので、窓ガラス選びの基準にしていただけます。

フロートガラスをはじめ、窓ガラスに使われているガラスには、適材適所があります。
窓から見える風景や庭を楽しむための窓ガラスや、防犯対策や災害対策で使用したい窓ガラスなどそれぞれに最適な窓ガラスを知って、選んでいただき、購入していただきたいです。

お客様に快適な空間で生活していただくため、窓ガラス選びは重要です。
もし分からないことや不安等があればお気軽にお問い合わせください。

窓ガラスを選ぶ際のポイント

窓ガラス選びで迷われている方は、「見た目」と「機能性」の2点をチェックして選んでいただきたいです。

ガラスの「見た目」に関しては、透明度が選んでいただくポイントになります。
大きな窓で、日差しがたっぷり差し込んで、明るい空間をイメージされている方は、「透明度の高いガラス」をお選びいただくのが最適です。
透明度が高いと窓から見える風景もクリアに楽しんでいただけます。

ただ透明度が高く、クリアに見えるということはメリットだけでなく、外からもクリアに見えてしまうというデメリットもあります。

お手洗い・浴室・寝室など、プライバシーの確保が必要な場所では外からの視線をさえぎる加工がなされたガラスが選択肢に入ります。
以前は型板ガラスやフロストガラスがポピュラーでしたが、近年のトレンドは「フロートガラス+フィルム貼り」になります。一番に候補に上がるでしょう。

次はガラスの「機能性」です。

「機能性」といわれてもピンと来ない方は、「ガラスの強度」と「断熱性」の2点をチェックしてください

ガラスの強度

ガラスの強度は、台風や地震などの自然災害や突然の飛来物にどこまで耐えられるかをチェックしていただきたいです。
簡単にガラスが割れてしまうと、破片が飛散し、ケガをするリスクが高まります。
ガラスの強度を確認をしていただき、さらにシャッターや雨戸を窓に付けていただければより防災・防犯をフォローできます。
ガラス自身の強度だけではなく、フィルムを貼ることも選択肢の一つです。飛散防止フィルムを貼ることで万が一ガラスが割れてしまった際の破片による怪我も防ぐことができます。

ガラスの断熱性

断熱性が高いガラスはエアコンの効率性を高めて「夏は涼しく、冬は暖かい」空間を維持してくれます。さらに、暖房で暖められた部屋の温度と、浴室や脱衣所の温度差が少なくなるのでヒートショックに陥るリスク軽減も期待できます。
そしてもちろん、省エネにも繋がり、電気代の削減も可能です。
欧米ではほぼ100%に近い割合で新築物件の窓ガラスに断熱性能の高い複層ガラスが採用されており、日本の新築物件もその流れに続いています。リフォーム、リノベーションの一環としてフロートガラスから断熱性能の高い複層ガラスを採用する事も多くなっています。

外出の機会が減っている今、快適空間でおうち時間を楽しむために、窓ガラスの「見た目」と「機能性」にこだわっていただく事はとても重要です。

フロートガラスの特性について知っておこう

窓ガラスを選ぶポイントをチェックできましたら、次はフロートガラスの特性について知っておきましょう。

フロートガラスはいわゆる普通のガラスです。
透明ガラスとも呼ばれていますが、実際はすこし青っぽい透明色をしています。
これはガラスに微量に含まれる鉄分の影響です。

窓だけでなく、テーブルの天板やお店の棚などに使われていて、みなさんが「ガラス」と聞いて思い浮かべる一般的なガラスです。

フロートガラスの特長

  • 流通量が多いので価格が安く、施工対応が他の特殊なガラスにくらべて早いです。
  • 透明度も高く景色が見やすいので、リビングに大きいサイズのフロートガラスを使っていただくと解放感があり、広々とした空間になります。

フロートガラスの欠点

  • 普段の生活では問題ありませんが、衝撃や熱に弱いので、災害時などに簡単に割れてしまいます。
  • 断熱性能が低く、暖房・冷房による快適な空気を外に逃してしまいます。
  • 結露にも弱く、水滴がついて窓まわりのカビの原因になることもあります。

これらの欠点を補うにはフロートガラスにフィルムを貼るのがオススメです。飛散防止フィルムや紫外線カットのフィルムを使うと、機能ガラスにはおよびませんがコストパフォーマンスの高いガラスに生まれ変わります。

窓ガラスにはフロートガラス以外の選択肢もある

複層ガラス

2枚のガラスの間に中空層をもたせ、断熱性能を上げたガラスです。ガラスの種類等によって効果の違いがあります。
住宅の窓ガラスにおいて、外気との温度差や外の道路の騒音、結露対策など、様々な問題を
大幅に改善してくれる可能性があるため、現在の窓ガラスがフロートガラスだというお宅は検討する価値があるでしょう。
サッシの種類などによって設置可能なガラスや効果が変わってくるため注意が必要です。

網入りガラス

網入りガラスは防火ガラスに認定されているため、もともと網入りガラスが入っている部分は法規上の防火区画である場合が高く、確認せずに勝手にガラスを交換してはいけない可能性があります。他のガラスに交換したい場合、防火区画への使用が認められたガラスでしたら交換可能です。
網の入っていないクリアな防火ガラスもあります。景観、デザイン面から防火区画にもクリアなガラスを使いたい場合、これらのガラスの利用がおすすめです。

強化ガラス

強化ガラスは、加工をしていないフロートガラスの約4倍の耐風圧強度があり、衝撃にとても強いガラスです。
割れてしまった際も顆粒状に砕け散るように割れ、破片による怪我のリスクを軽減してくれるため、別名「安全ガラス」とも呼ばれています。
沢山の人が通る場所や、店舗のガラスドアとしての採用率が高いです。
強度は高いのですが防犯性能があるわけではないので注意しましょう。

合わせガラス

ガラスとガラスを中間膜で圧着させているため、飛散防止効果があります。
合せるガラスの組み合わせと中間膜の種類によって
防犯合わせガラス、防音合わせガラスというふうに機能をもたせることが可能でオフィスのパーテーション等で利用されることも多いです。

型板ガラス・フロストガラス

ガラスの片側に凹凸があり向こう側がぼやけて見える「型板ガラス」
ガラスの表面に加工をほどこしたスリガラス風の「フロストガラス」
共に住宅、オフィス、店舗にて誰もが目にしている馴染みのあるガラスです。
これらのガラスは主に目隠し効果が必要な際に採用される事が多いですが、近年では利用頻度は減っており、「フロートガラス+フィルム貼り」で目隠し効果や飛散防止効果を追加するのがトレンドです。

フロートガラス+フィルム

様々な機能を持ったガラスは、当然それだけコストもかかってしまいます。
フロートガラスにフィルム貼りを行うことで、近い効果を得ながらコストの削減が可能です。
現在の窓ガラスに少し不満があるけれど交換するほどではない、という方はフィルムの施工もオススメです。紫外線カットや飛散防止、さまざまなデザインや目隠し効果をもつフィルムを貼ることで、快適さが大きく変わることもあります。
フィルム施工のご相談もお待ちしております!

予算に合わせて適切な窓ガラス選びを

これまで意識していなかった窓ガラスが、部屋の快適さを大きく左右している場合もあります。特に今のガラスがフロートガラスの場合、フィルムを張ったガラスや機能ガラスへ交換すると驚くほど体感が変わることもよくあります。
ガラス工事.comでは、全国各地でのガラス工事を受付中です。ショッピングモール等での大規模内装工事から個人店舗の改装工事まで幅広い物件での施工経験があります。メール、LINE、お電話にてご相談お待ちしております。

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