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浴槽、水周りの鏡には防湿加工を!
一般的な鏡は、バスルームや洗面所のような湿気のある場所で使用すると、「腐食」つまり「サビ」が発生します。ミラーの裏面は湿気に弱く、環境によっては半年くらいで端部から黒や茶色に 腐食してしまう場合もあります。
この腐食は「シケ」とも呼ばれ、一度発生してしまうともとに戻すことはできません。
防湿ミラーの仕組み
このシケを防ぐには、特殊な防湿加工が必要になります。
通常の鏡は、ガラス表面に銀膜+銅膜+特殊塗料でコーティング保護されていますが、端の境目の部分は保護できず、 塗料膜の露出部分から湿気等が入り、腐食が進行しやすくなります。
一方防湿ミラーは防湿(防錆)の塗料によってその露出部分をカバーするようにコーティングすることで湿気の侵入を防ぎ、腐食の発生を防ぐことができます。
湿度への耐性だけではなく、耐酸性などの耐薬品性も非常に向上し、加工を施していない鏡に比べ、高いの耐久性を実現しています。もちろん、防湿加工だけではなく、鏡の裏側に水や洗剤などの薬品が入らないように、
しっかりとコーキングすることも重要です。
防湿ミラーにもグレードがあり、より高い防湿性能を求めるのであれば、
ミラーの裏面全面にウレオール加工という防湿、防錆加工を施すことも可能です。
ミラー裏面のサビ、腐食が原因の「シケ」は、端の露出部分だけでなくミラー中心部から点々と出てくることもあります。全面防湿(防錆)加工することで、更に長持ちさせることもできます。
防湿と防曇
浴室の鏡でもう一つ気になる部分といえば、「曇り」ですよね。
防湿加工は鏡の裏面への加工で「シケ」を防ぎますが、曇りは鏡の表面で起こるため、防ぐことはできません。
浴室の鏡の曇りを防ぐ手段としておすすめしているのが
曇り止めフィルム「TN-200」です。
このフィルムは曇りにくいだけでなく、水をかけるだけで油性マジックが落ちるほどの汚れ除去性能を持っています。
ウロコ汚れにも強く、浴室用の鏡にぴったりです。
サビに強く曇りにくい鏡なら、防湿ミラー+曇り止めフィルム!
浴室の鏡としてシケに強く、なおかつ曇り止め効果も欲しい場合は、「防湿ミラー」の表面に「曇り止めフィルム」の組み合わせがおすすめです。
防湿ミラーの効果で「シケ」の発生を防ぎ、曇り止めフィルムの効果でミラーの曇りはもちろん、日常の清掃の手間を省くことができます!
防湿ミラー・曇り止めフィルムのお問合せお待ちしております!
ガラス工事.comでは、防湿ミラー・曇り止めフィルムを鏡やガラスのオプションとして採用したい設計事務所様、工務店様からのご依頼をお待ちしております。もちろん普通ガラスやデザインガラスもご一緒に納品、施工が可能です。
防湿ミラー・曇り止めフィルムは温泉施設、フィットネスクラブなど、様々な場所で採用されています。
気になる方はお気軽にご相談ください!