日本が誇る伝統美、京友禅の着物地をガラスに閉じ込めた「京友禅硝子」
その名の通り、京都の伝統が息づく華やかさと、ガラスの透明感が織りなす、他に類を見ない逸品です。
この革新的なガラス製品を生み出しているのは、長年にわたり京友禅の美を追求してきた「木村染匠株式会社」(以下、木村染匠)
木村染匠による「京友禅硝子」は、着物を超えて空間を彩る新たな芸術の形として注目を集めています。
【木村染匠】公式ホームページ
http://www.kimurasenshow.co.jp/glass
京友禅 × ガラス
京友禅は、江戸時代に発祥した染織技法で、鮮やかな色彩と繊細な模様が特徴です。
その美しさは、長い年月を経ても色褪せることなく、多くの人々を魅了してきました。
木村染匠はこの伝統技術を単なる装飾としてのキモノにとどめず、「観るキモノ」として空間演出に活かすという新たな挑戦をしています。
「京友禅硝子」は、京友禅のキモノ地を二枚のガラスの間に挟み込んだ装飾合わせガラスです。
このプロセスは、単に布を挟むだけではなく、色彩や模様が光とガラスを通してどのように変化するかを計算し、空間の中で最も美しく映えるように仕上げられています。
その結果生まれるのは、まるで絵画のように美しい模様が浮かび上がる、独特の存在感を持つ、唯一無二の装飾合わせガラスです。
木村染匠のこだわり
木村染匠は、京友禅のデザイン考案から創作全般を監督する「染匠」として、長い歴史を持つ工房です。
古くから受け継がれてきた技術と現代の感性を融合させ、新しい価値を創り出しています。
「京友禅硝子」の製作において特筆すべきは、職人たちの卓越した技術です。
ガラスに挟み込まれたキモノ地は、その繊細な模様や質感を損なうことなく保存され、まるで生きているかのような鮮やかさを放ちます。
それぞれのガラスが持つ独自性は、「世界にひとつ」の価値を象徴しています。
空間演出の新しい可能性
「京友禅硝子」は、単なる装飾品ではありません。
それは空間全体を演出する力を持った建材として、多くの建築家やデザイナーから高い評価を受けています。
例えば、壁や間仕切りなどに「京友禅硝子」を用いることで、光が差し込むたびに模様が変化し、空間に動きと深みを与えます。
訪れる人々に感動と驚きを与えると同時に、日本の伝統美を感じさせる空間を作り出すことができるのです。
【木村染匠】公式ホームページ 施工事例
http://www.kimurasenshow.co.jp/glass/projects/kyoyuzen
日本の伝統を未来へ
木村染匠が手掛ける「京友禅硝子」は、伝統美を守りながらも、現代のライフスタイルに溶け込む革新性を持っています。
その作品は、ただの美しい装飾ではなく、私たちの暮らしを豊かにする存在です。
「着るキモノ」から「観るキモノ」へ—。
この新しい視点で生み出された「京友禅硝子」は、これからも多くの空間に彩りを加え、私たちの生活に新たな感動をもたらしてくれるでしょう。
日本の伝統と現代技術が織りなすこの美しい作品は、国内外でさらに広がりを見せる可能性を秘めています。
木村染匠の「京友禅硝子」が創り出す未来。
それは、日本の美意識を世界に伝え、新たな価値を提案する旅路でもあります。
お問い合わせ
当社では、お客様のご要望に合わせて最適なガラス製品やガラス工事をご提案させていただいております。
どんなご要望やご質問でも、ガラス・鏡の事でしたら足立硝子へお気軽にお問い合わせくださいませ。