家具にガラスを使うと、空間に高級感や開放感を与え、デザイン性を高めることができます。
しかし、ガラスには種類が豊富で、それぞれの特徴が異なるため、選ぶのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか?
今回は、家具に使用するガラスを選ぶポイントについて、解説します。
1. 用途に合ったガラスを選ぶ
家具に使用するガラスは、用途によって適切な種類が異なります。
テーブル
強度の高い強化ガラスや合わせガラス、厚みのあるガラスがおすすめです。
飾り棚・ショーケース
カラーガラスや、透明度の高いフロートガラスがおすすめです。
用途に合っていないガラスを選ぶと、破損して怪我をしたり、機能性が損なわれたりする可能性がありますので、用途に合った適切なガラスを選びましょう。
2. 安全性を考慮する
家具に使用するガラスは、安全性を第一に考えて選ぶ必要があります。
以下は、通常のガラスに比べ安全性の高いガラスです。
強化ガラス
強化ガラスは割れにくいよう熱処理を施したガラスです。
普通のガラス(フロートガラス)を約700℃まで加熱し、その後ガラス表面に空気を吹き付け均一に急冷。
表面に圧縮層をもたせることで強化ガラスになります。
合わせガラス
合わせガラスは、2枚以上のガラスの間に樹脂製の膜(中間膜)を挟み、熱と圧力で圧着したガラスです。
飛散防止フィルム加工
飛散防止フィルムは、ガラスが破損しても破片をフィルムが粘着することで、飛散を抑制します。
小さなお子様やペットがいる場所では、より安全なガラスを選ぶことをおすすめします。
3. デザイン性を考える
ガラスは、透明、カラー、模様など、様々なデザインのものがあります。
家具のデザインや空間の雰囲気に合わせたガラスを選ぶことで、より上質な空間に仕上げることができます。
カラーガラスや模様ガラスを使う場合は、採光や視線の遮断にも配慮する必要があります。
4. 予算を考慮する
ガラスの種類や加工によって、価格は大きく異なります。
予算を考慮しながら、用途、安全性、デザイン性のバランスを取ったガラスを選ぶことが大切です。
5. まとめ
家具にガラスを使う際には、用途、安全性、デザイン性を考慮して選ぶことが大切です。
家具に使用するガラスを適切に選ぶことで、デザイン性と機能性を両立させた素敵な家具を作ることができます。
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