ガラスの説明
網入りガラスは、ガラス内部に金属製のワイヤーメッシュ(網)が組み込まれているガラスです。
この構造により、ガラスが割れた際に飛び散るのを防ぎ、火災時などの安全性を確保するために設計されています。
主に、防火ガラスとしての役割を持ち、ビルや商業施設、学校など、多くの建物で使用されています。
特徴
最大の特徴は、優れた防火性能です。
火災が発生した際、通常のガラスは熱で割れてしまい、火が他の部屋や建物に広がる可能性がありますが、網入りガラスは、ガラスが割れてもワイヤーメッシュが破片を支え、崩壊するのを防ぐため、火がガラスを通り抜けにくくなります。
ワイヤーメッシュが火や熱の通り道を遮断するため、次の部屋や建物全体への延焼を効果的に遅らせます。
サイズ
施工条件に合わせてお気軽にお問い合わせください。
(※厚み:6.8㎜となります。)
用途
網入りガラスは、火災時の安全性や防犯対策として非常に有効な建築材料です。
その優れた防火性能や飛散防止効果により、多くの公共施設や商業施設で採用されています。
特に、火災リスクの高い建物や防火区画の設置が求められる場所では、網入りガラスを選ぶことで安全性を高めることができます。
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網入りガラス:延焼防止性能のメカニズム
網入りガラスは、ガラスの内部に金属のワイヤーメッシュを埋め込んだもので、火災時には通常のガラスに比べ、総合的には強度が向上しています。
この構造により、火災時にガラスが割れても、ワイヤーメッシュが破片を支えるため、ガラスが崩壊するのを防ぎます。