飛散防止といえば、一般的にはフィルム施工がよく知られていますが、実は「塗る」タイプの製品も存在します。
これにより、従来のフィルム施工では難しかったシーンにも対応できるようになりました。
今回は、そんな新しい選択肢である「塗る」タイプの飛散防止「MAMORI・21N」について、その特徴やメリットをご紹介します。
目次
「貼る」タイプと「塗る」タイプの違い
一般的に、ガラスの飛散防止として「貼る」タイプのフィルム製品が主流となっています。
これは、ガラスにフィルムを貼ることで、万が一ガラスが割れた際に飛散を防止するものです。
一方で、「塗る」タイプは、水性飛散防止塗料をガラス表面に塗布し、飛散を防止する技術です。
この塗るタイプの大きな特徴は、曲面や凹凸のあるガラス、またフィルム施工が難しい場所などにも柔軟に対応できる点です。

新たな選択肢「塗る」タイプの登場
「塗る」タイプのMAMORI・21Nは、フィルムとは異なる利点を持っています。
高い耐久性と安全性
耐用年数20年相当の長寿命を誇り、使用されている水性塗料は引火性がなく、人体にも無害で安心です。
施工の柔軟性
曲面や凹凸のあるガラス、またフィルム施工が難しい場所にも柔軟に対応可能です。
さらに、ガラス以外にもFRPやポリカーボネートなど、さまざまな基材にも適用できます。
透明性・性質
可視光透過率は87.4%
低温-15度から高温60度までの環境でも高弾性体として、塗布対象基材の伸縮に追従します。
メンテナンス性
塗膜劣化後の維持管理が容易で、メンテナンスが簡単に行えます。


出典:日昌グラシス株式会社
MAMORI21の活用シーン
広いガラス面を持つ建物や、飛散防止が重要な場所に最適です。
板ガラス以外にも、カーポート、アーケード、ガラスブロックなど、幅広いシーンで活用できます。
まとめ
ガラスの飛散防止対策として、「貼る」タイプと「塗る」タイプの選択は、用途や条件に応じて異なるため、塗るタイプの特徴をよく理解し、適切な選択をすることが大切です。
日本では自然災害が頻繁に発生するため、建物の安全性向上を目的にMAMORI21の導入を検討することは、建物の保護や人々の安心を確保するために非常に有効な手段となります。
【日昌グラシス株式会社】

