ガラスの説明
防音ガラス(防音合わせガラス)は、2枚のガラスの間に特殊な防音フィルム(中間膜)を挟み込んだ一体型構造です。
この中間膜が音の振動を吸収・散逸させ、特にコインシデンス効果による特定周波数帯の遮音性能低下を効果的に抑えます。
特徴
防音ガラスは、遮音性能を高める上で非常に有効です。
特に中〜高音域の音に対して強い遮音効果を持つため、人の声や多くの生活音を抑えるのに適しています。
※遮音性能向上を目的とした防音ガラスには、合わせガラスタイプのほかに複層ガラスタイプもあります。
複層ガラスは2枚のガラスの間に空気層を設ける構造で、断熱性能も兼ね備えています。
複層ガラスの中には、低音域共鳴透過現象を防ぐための特殊構造「レゾネーター」を搭載した防音複層ガラスもあります。
サイズ
施工条件に合わせてお気軽にお問い合わせください。
用途
静音環境の確保が求められる場所で採用されています。
また、道路沿いや鉄道沿線など騒音が気になる立地でも、防音ガラスを使用することで快適な空間作りに貢献します。
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