地震とガラス:安全な暮らしを守るための対策と豆知識

地震は、いつどこで起こるかわからない自然災害です。
特に、ガラスは地震の揺れによって割れやすく、怪我や被害の原因となることがあります。今回は、地震とガラスについて、以下のポイントから詳しく解説します。

地震でガラスが割れるメカニズム

建物全体の揺れによる歪み
地震が発生すると、建物全体が上下左右に揺れます。
その揺れによって、窓枠やサッシが歪み、許容範囲を超える力がガラスに加わると破損してしまいます。

窓枠やサッシの共振
建物全体の揺れに加えて、窓枠やサッシ自体が共振を起こす場合があります。

共振とは、ある周波数の振動が加わると、その周波数で物が大きく揺れる現象です。
窓枠やサッシの固有振動数と地震の揺れの周波数が一致すると、共振が起こり、ガラスに大きな力が加わって破損することがあります。

衝撃
地震によって、家具や落下物などがガラスにぶつかって割れることがあります。
特に、重いもの鋭利なものは、ガラスに大きなダメージを与え、破損の原因となります。

地震対策でできること:ガラスを守るためのポイント

地震によるガラス被害を抑えるために、以下の対策が有効です。

飛散防止対策
飛散防止フィルムなどを貼ることで、ガラスが割れても破片が飛び散るのを防ぐことができます。

https://glass-kouji.com/anti-scatter-film

安全ガラスの使用
強化ガラスや合わせガラスなどの安全ガラスを使用することで、割れにくく、破片が飛び散りにくいガラスにすることができます。

家具の配置
ガラスの近くに家具などを置かないようにすることで、地震の揺れによって家具がガラスにぶつかるのを防ぐことができます。

カーテンやブラインドの設置
カーテンやブラインドを設置することで、ガラスが割れた場合の破片をある程度防ぐことができます。

定期的な点検
ガラスにひび割れなどの異常がないか、定期的に点検するようにしましょう。

地震発生時の対応:安全を第一に行動しましょう

ガラスが割れたり、落下したりする危険があるため、窓ガラス、ガラスドア、ガラス棚から離れて、安全な場所へ避難します。

また、ガラスの破片が散乱している可能性があるため、足元の怪我にも注意が必要です。

ガラスと地震に関する豆知識

  • 強化ガラスは割れない?

強化ガラスは、通常のガラスよりも割れにくく、破片が飛び散りにくいガラスですが、決して割れないわけではありません。強い地震の揺れによって、割れてしまうことがあります。

  • 合わせガラスは最強?

合わせガラスは、2枚のガラスの間に樹脂膜を挟んだガラスです。
破片が飛び散りにくいガラスですが、こちらも強い地震の揺れによって、割れてしまうことがあります。

ガラスの強度ってどのくらい?

下記の記事にて、ショットバック試験の映像を掲載しています。
※45kgのおもりを振り子のようにして、ある高さからガラス面に衝突させ、ガラスを破壊する試験です。

ガラスの種類や、フィルムの有無で結果が異なり、それぞれの効果が映像で分かりやすくなっています。

https://glass-kouji.com/shotbacktest

まとめ:地震とガラスは、安全対策が重要

地震は、いつどこで起こるかわからない自然災害です。
ガラスは地震の揺れによって割れやすく、怪我や被害の原因となることがあります。

地震によるガラス被害を抑えるためには、飛散防止対策や安全ガラスの使用、家具の配置、カーテンやブラインドの設置、定期的な点検などの対策が有効です。

また、地震発生時には、安全な場所へ避難し、裸足で歩かないなど、怪我に注意して行動しましょう。

ガラスと地震に関する豆知識も参考に、安全な暮らしを守るための対策をしっかりと行ってください。

関連記事

建築基準法で定められた「ガラスの安全基準」とは?

山梨県 二十曲峠展望テラス|ガラスフェンスから眺める絶景の紅葉

猛暑の影響で窓ガラスが割れる?|多発中の「熱割れ」現象について

世界のガラス建築|踊る建物「ダンシング・ハウス」

おすすめ記事
最近の記事
  1. 倍強度ガラスとは|フロートガラスや強化ガラスとの違いは?

  2. 火事でガラスが割れる原因|建物の延焼を防ぐ防火ガラスの重要性

  3. 合わせガラスの中間膜|種類や特徴、技術の進化を解説

  4. ガラスに表と裏がある!?|知っておきたいガラスの知識

  5. ガラスパーティションの特徴とは?|ガラス間仕切りのメリット・デメリットを解説

PAGE TOP