ガラスで創る|店舗・商業施設の魅力ある空間設計

店舗や商業施設における空間設計では、ファサードや開口部、室内の間仕切りなど、商業施設内の多くの店舗でガラスは欠かせない存在です。

ガラスは単に透明な建材として使われるだけでなく、採光、視認性、安全性、意匠性といった複数の要素を同時に担う素材です。
どのようなガラスを、どの位置に、どの目的で用いるかによって、空間の印象や使い勝手は大きく変わります。

店舗・商業施設におけるガラスの基本的な役割

視認性と開放感の確保

ガラスは、視線の抜けをつくり開放感を生み出す重要な素材です。
外部から内部の様子が自然に伝わることで、店舗の雰囲気や商品構成を直感的に訴求できます。

特に路面店や共用通路に面した区画では、ガラスの使い方が入店動機に影響することもあります。

採光による空間価値の向上

自然光を取り入れることで、照明だけでは得られない明るさや奥行き感を演出できます。
ガラスの透過率や配置を調整することで、眩しさを抑えつつ快適な光環境を確保できます。

空間を「区切りながらつなぐ」

ガラスは、壁のように完全に遮断することなく、用途の異なる空間を機能的に分けられます。
売場と通路、客席とバックヤードなど、商業施設特有の構成において、視覚的な一体感を保ちながら区画する素材として有効です。

低反射ガラスによる視認性の向上

店舗空間では、照明や外光の映り込みによって、ガラス越しの視認性が低下することがあります。
こうした課題に対して有効なのが低反射ガラスです。

低反射ガラスは、ガラス表面の反射を抑えることで、ショーウィンドウ内の商品や室内空間をより自然に見せる特性を持っています。

  • 商品が照明の映り込みで見えにくい場合
  • ガラスの存在感をできるだけ抑えたい場合

意匠性を主張しすぎず、目的に沿った見え方を実現できるため、商業空間での活用価値が高い素材です。

ミラー(鏡)を活用した空間演出

ガラスと並び、商業施設ではミラー(鏡)も多く利用されます。
ミラーは、実際の面積以上に空間を広く見せたり、奥行きを強調したりする効果があります。

  • 通路や区画がコンパクトな店舗での圧迫感軽減
  • 光を反射させ、空間全体を明るく見せたい場合
  • デザイン的なアクセントを加えたい場合

ガラスと組み合わせることで、より立体的で奥行きのある空間構成が可能になります。

用途別に考えるガラス選定のポイント

ファサード・外部開口部

外部に面するガラスでは、安全性や耐久性への配慮が重要です。
強化ガラスや合わせガラスの採用により、万一の破損時にも安全性を確保できます。
立地条件によっては、日射や外部環境への対策も確認しておくと安心です。

室内間仕切り

透明ガラスだけでなく、型板ガラスやすりガラス、デザインガラスなどを使い分けることで、視線制御と意匠性を両立できます。
用途や雰囲気に応じて適切な種類を選ぶことが、空間全体の印象につながります。

防火・安全が求められる箇所

防火区画や避難経路に関わる部分では、防火性能を有するガラスを使用できるかどうか、事前に確認することが大切です。法規や安全基準との整合性を押さえておくことで、施工後のトラブルを防げます。

ガラスを活かした商業空間づくりのために

ガラスは強く主張する素材ではありませんが、空間の印象を左右する重要な建材です。
様々なガラスを組み合わせることで、より魅力的で機能的な商業空間をつくることができます。

ガラスを単なる「透明な壁」としてではなく、空間価値を調整する要素として捉えることが、店舗や商業施設の設計・施工において有効です。

お問い合わせ

ガラス工事のご依頼はこちら

ガラス工事、ミラー工事に関するご相談やお見積りは、下記のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

問い合わせフォームへ

関連記事

ガラスフェンス|ガラス手摺の特徴と役割

ショーウィンドウ:ガラスの魅力と深い役割

ガラスフェンス Q-railing|伊豆パノラマパーク グランドループ

ガラス施工業者の選び方は?

おすすめ記事
最近の記事
  1. ガラスで創る|店舗・商業施設の魅力ある空間設計

  2. 防火ガラス|建築基準法における「防火設備」の考え方

  3. 高強度のデザインガラス|強化ガラス「セラプリライト」

  4. フローラガラス|型板ガラスに咲く、花柄模様の魅力

  5. 冬の氷柱に要注意!ガラスを割らないための対策とは

PAGE TOP