すりガラスと型板ガラスは何が違うの?特徴や用途の違いをまとめてみました。

2021.1.21

すりガラスと型板ガラスの違いとは

あなたのプライバシーを守るガラスには種類があります。

すりガラスと型板ガラスは、どちらも視界を遮る効果があり、よく似ていて、快適な空間で安心して生活するのにかかせなくなっています。
しかしデザインや加工方法、見え方も異なり、設置場所も選ばなければガラスの特徴を活かすことができません。

簡単な見分け方は、白い砂を上からまぶしたように見えるのがすりガラス、表面がデコボコで感触があるのが型ガラスです。
何気ない生活の中で、ガラスの不透明度やどんな凹凸があるかなんてあまり、意識しませんよね?

買い替えや破損の場面に直面して、問題やわからないことがでてきます。

大丈夫です。丁寧にわかりやすく2種類の素材や用途についても解説していきます。

ガラスごしの見え方が違う

どちらのガラスも光は取り入れ、視界を遮る効果がありますが、加工方法などによりガラスの外からの見え方が変わります。

型ガラスは、外からの視線をある程度カットできるが、完璧ではありません。
内側がライトなどで照らされているとシルエットが透けて見えてしまうので設置場所には注意が必要です。

すりガラスは「曇りガラス」とも呼ばれ、表面が乳白色に加工されています。
内側のシルエットもほぼ確認できないため型ガラスよりも不透明度が高くなり、プライベートを守ってくれます。

表面の構造が違う

両方のガラスの表面を触るとわかりやすいのですが、加工に特徴があります。

型ガラスは表面にくっきりした凹凸模様がランダムにデザインされボコボコの感触があります。
対して裏面はツルツルしています。

すりガラスは、表面が滑らかでザラザラとした微細の凸凹になっています。

水に濡れたときの透明度の変わり方が違う

浴室・脱衣所・トイレなどのガラスには不透明度が必須です。
もしも水に濡れると透けてしまうようでは力不足ですよね?

型ガラスは表面にランダムな凹凸模様があるため、水濡れがあっても不透明度は変わらず、安心して使用していただけます。

すりガラスは加工された面が水に濡れてしまうと透明度が増します。
加工されている部分を内側で使用してもいいのですが、冬の寒い時期に結露が発生し、内側が濡れると結局、透けてしまいます。
すりガラスは水濡れする可能性がある環境では適していません。

光を当てたときの拡散の仕方が違う

透明で澄みきった普通のガラスが、もっとも光を空間に届け、明るくしてくれそうですが実は違います。

型ガラスは、表面が凸凹の加工のおかげで、光が屈折し空間内に拡散する作りになっています。

すりガラスは型ガラスとは対照的で、ふわっとやわらかい光を均一に供給します。
型ガラスよりも光の通過率が高いので、空間内に光を多く供給したい場合には、すりガラスはもってこいです。

両方とも視界は遮りますが、光の通過はスムーズなので、空間が暗くなってしまうことはありません。

すりガラスの特徴

日本では、和風建築を中心に明治初期のころから窓ガラスに使われています。

別名「サンドブラスト」と呼ばれ、透明ガラスの片面を金剛砂と金属ブラシで、細かいキズ加工を施し、乳白色の不透明部分のあるガラスです。
サイズカットも可能で、加工されている部分の幅を変更することでグラデーションを指定し、用途に合わせて使用していただけます。

「エッチングクリーム」などがあれば、普通のガラスで作られたコップなどに霞みを入れ、自宅で簡単にすりガラスアートを制作できます。

型板ガラスの特徴

ガラスがやわらかい内に、模様のある型を押し当て、パターンをつくる加工が施されています。
大量生産を行う大規模な工場では、2本のロールの間を通し、下ロールの彫刻を刻み込んでいく「ロールアウト方式」で製造されます。

自宅での加工も「ガラスカッター」があれば切断できますが、ツルツルした面を切断しなければうまくいかない場合があるので注意が必要です。

型ガラスの種類はデザイン別でたくさんあります。
よく目にするのが、霞(カスミ)模様で、日本の大手ガラスメーカーはどこでも製造しています。

梨地(ナシジ)模様は、霞模様に比べて目が細かく、昭和初期から製造され一般家庭に浸透していたため、年代によっては懐かしさが感じられます。

すりガラスよりメンテナンスがしやすく、油性マジックなどの油分が付着した場合でも、拭き取りで汚れが落としやすくなっています。

すりガラス・型板ガラスの用途

すりガラスは、一般的に窓ガラスのほかに、電球や障子にも使われ、価格も比較的安いです。

山や湖の風景画を表面に書き出し、和室の雰囲気をより一層キワだてたり、やわらかい光の入射でシックな空間の演出もできます。

型板ガラスは、蒸気や結露など濡れる可能性がある場所の窓ガラスによく使われます。
トイレや浴室、洗濯物を干すサンルームなどが外からのぞかれる心配がなくなります。

また、近年ではフロートガラスに目隠しフィルムを貼って利用するパターンも多くなっています。

種類も豊富で、窓や間仕切りに使用する場合には内装や外装に合わせたデザインを見つけ、あなたごのみに選択していただけます。

ガラスの「雰囲気をかえたい」でも「中は見せたくない」は設置場所や用途を間違えなければ実現できます。
最良の空間を実現するためにサイズや加工方法の変更など、納得ゆくまでご相談ください。

ガラス選択であなたの生活が変わります。

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